四季百花宝珠
アガパンサス 四季百花宝珠#3~花と仏画の寺~
サトヤマ寺スのあるお寺宝珠院は四季折々の花と仏画に囲まれたお寺として親しまれています。
宝珠院で見られる季節毎の花々をこの「四季百花宝珠」コラムでご紹介します。
皆様どうぞお気軽に境内散策にお越しください。
【6月のお花】
アガパンサス
アガパンサスは南アフリカを原産地とするヒガンバナ科の多年草です。
長く伸びた茎の先にたくさんの小花が集まり、球状に開花します。
その見た目はとても爽やかで優雅な独特の存在感があります。
花名は、ギリシャ語で愛という意味の「agape(アガペ)」と、花という意味の「anthos(アンスト)」に由来します。
アガパンサスの花言葉は、花名の由来や見た目から決められています。
花言葉は「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」
その花言葉から愛の告白やラブレター代わりに贈る花としてよく利用されるそうです。
SNSが普及した現代において、花言葉に想いを乗せた花の贈り物はお洒落で気の利いたものになることでしょう。
6/14現在、アガパンサスは境内中央、大階段前に沢山の花を咲かせています。
心に大切な人を思い描きながらぜひご鑑賞ください。
サトヤマ寺ス 柳田礼央