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現在まぶらいの杜は、沼津のお寺宝珠院と医療法人友愛会のクリニックや高齢者施設が一緒になったエリアを指します。
今後は地域の皆様との交流を深めながら活動エリアを広げ、より多くの人々に健康と安らぎを享受していただけるコミュニティーづくりに貢献してまいります。
私達の目指す姿は「さとやま遊人郷」というビジョンに集約されますが、それを言葉で説明すると、「お金とサービスの交換ではなく、お互いの助け合いを通して“ありがとう”の愛情交換で成立しているコミュニティーづくり」ということです。ここではお金といった媒体は存在しません。その代わり“ありがとう”といった気持ちが人々の間に育まれ、最終的にはまぶらいの杜全体が郷土愛で包まれることでしょう。この姿は、日本古来の文化の中で培われてきた「さとやま」で暮らす人々の姿に他なりません。
正規青年団の歴史や現在の運営状況の説明はさておき、1970年代辺りまでは青年団がお祭りの準備・運営やスポーツを通じた地域懇親活動に汗を流している姿をあちこちで目にしたものです。青年団の活動は、社会人教育、郷土愛の育成といた目的を十分に果たす有意義なものでしたが、昨今では都市部一極集中による地方からの若者流出、それに伴う高齢化、若者の主義の多様化等に起因して青年団の活動は姿を消しつつあります。そのような中にあって、私どもは、「さとやま遊人郷」を実現するためには、あの頃の青年団の希望と情熱に満ちた姿にこそコミュニティーづくりの原点があると考えました。そして「サトヤマ寺ス聖年団」の設立主旨を次のとおり掲げました。
『年齢にとらわれず青春の心を失わない“聖年”たちと共に、「サトヤマ寺ス聖年団」を組織し、まぶらいの杜のデザイン及び実行部隊として活動する。この活動を通してさとやま文化の継承と郷土愛の醸成をはかる。』
聖年団の活動では対価を求めません。あるのは、自分たちの郷土を自分たちで育てる“想い”のみです。対価を求めないが故に相対的な価値観は不要であり競争もありません。団員一人ひとりがそれぞれの“想い”を抱き、Think globally act locallyの精神で小さな一歩を踏み出すことに意義があります。
以下が聖年団の主な活動です。
以下の条件を満たせば誰でも団員になれます。
以下の特権を付与します。
下記登録フォームより承ります。
まぶらいの杜では、誰かにお礼をしたい時に「ありがとうカード」で気持ちを可視化しお渡しします。
春
夏
秋
冬
お寺「宝珠院」に季節毎に咲くお花をモチーフに4種類のカードがあります
ただし、ありがとうの気持ちの強い弱いによって恣意的に「ありがとうカード」の枚数を増減してはなりません。必ず一回のありがとうの気持ちごとに、心をこめて一枚だけ「ありがとうカード」を渡してください。ありがとうの気持ちの程度に応じて「ありがとうカード」の枚数を変えてしまうと現在のマネー資本主義と同じ意味合いになってしまいます。まぶらいの杜では、ありがとうは相対的なものではなく絶対的な価値とみなします。ありがとうに大きい小さいは存在しないのです。
だんだんこの方法に慣れてきたら、いただく方も「ありがとうカード」の多い少ないといった“他者と比較したがるエゴか”ら開放されていくことでしょう。施した愛情に対する見返りを求めてはいけません。「ありがとうカード」は単にありがとうの気持ちの痕跡に過ぎません。
「ありがとうカード」が無くなったらいつでもサトヤマ寺ス運営部に伝えて発行してもらうことができます。発行枚数が増え続けることは、それだけまぶらいの杜が愛で満たされ輝きを増していることを意味します。